掛け軸の正しい取り扱い方法

query_builder 2024/09/05
47

掛け軸は日本の伝統的な美術品で、自宅に飾っている方もいるでしょう。
扱い方を間違えると劣化が早まるため、大切に保存する必要があります。
そこで今回は、掛け軸を長く楽しむための取り扱い方法についてご紹介します。
▼掛け軸の取り扱い方法
■高温多湿を避ける
掛け軸は紙や絹などの素材でできているため、高温多湿の環境に置くとカビや虫食いの原因になります。
冬は暖房器具から離し、夏は除湿器や扇風機を使って空気を循環させましょう。
また、湿度計を置いて湿度が60%以上にならないように管理することも重要です。
■直射日光が当たる場所に掛けない
掛け軸は色彩が鮮やかで美しいものが多いですが、直射日光に当たると色あせや変色を引き起こします。
窓や照明から遠ざけて、暗めの場所に掛けるようにしましょう。
掛け軸を掛けるときは、裏側に紫外線をカットできるフィルムを貼っておくと効果的です。
■定期的に巻いて休める
掛け軸は長期間掛けたままにすると反りや日焼けの原因になります。
そのため、定期的に巻いて休ませることが大切です。
一般的には、1年に4回ほど季節ごとに掛け替えることが推奨されます。
巻くときは筒や棒などの硬いものを使わず、柔らかい布や紙で包んでから巻くのがポイントです。
▼まとめ
掛け軸は、高温多湿や直射日光が当たる場所に置くと劣化が早まるため注意が必要です。
また、反りや日焼けを防ぐために1年に4回ほど巻いて休ませましょう。
当店では出張買取・遺品整理・不用品回収に対応していますので、使わなくなった掛け軸がございましたらぜひお問い合わせください。

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE